日々雑談~1533~

デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベル・ユニバース
 ダブルキルズユニバースの予約がアマゾンで開始。今回はヴィレッジなので、PUNISHERの読みはパニッシャーではなくパニシャーです。
 ヒーロー、ヴィラン皆殺し! この一点では両作品とも全くブレないのですが、読後感や過程はかなり違うものに。まずパニシャーはライターが、ヒットマンのライターでもあるガース・エニス。生命が極限まで重く、極限まで軽い世界観を作れる作者であることは、ヒットマンでも証明済み。デッドプールは、パニシャーの流れをくみつつ、狂気で彩った問題作。「流石に邦訳は難しいんじゃないかな!」と勝手に思い込んだ結果、ネタバレ注意な記事を以前書いてしまったのですが、これは今となっては危険なような……。検索して、大体の内容とオチが書いてある記事が見つかるのは、ちょっと良くないかも。後日、封印の可能性も含めた修正を施す予定です。
 どちらも言えることは、単なるスプラッタや殺戮で終わっているような作品ではないことです。パニシャーには妙な感動があり、デッドプールには全てを撃ち貫く破天荒さが。問題作だけど、広く多くの人に見てもらって、リアクションを知りたい作品でもあります。衝撃的なのも、きっと間違いない。