日々雑談~931~

 管理者がPS3のアイマス、しかも限定版を買いました。(前フリ) 

 予約開始時「いやーさすがにココまでの金額、ぶっ放せねえよ」
一週間後「特典美味しいな……」
二週間後「あー、限定版予約しようと思ったら、予約終了してた。これは運命、運命。通常版にするわ」
今日「帰り道に店よったら、なんか限定版が二つ余ってて。これも運命かなって、買ってしまった……」

 歴史上まれに見る未練がましさを目の当たりにした! 結果的に、よしんば通常版を手に入れてたとしても、どうせグダグダ言ってたので、これでよかったんだろう。俺も大金はたいて限定版買ったほうがお得だと思ってたよ! どうせ、俺の財布じゃないし。
 ところで話は代わりますけど、合法的かつ平和に知り合いの家からゲームを機体ごと譲って貰う手段って誰か知りませんかね?

 例え見知らぬ相手でも、それぞれの相手が組んでいる以上、自然に協力の流れとならざるを得ない。小柄なミュータントと長身のサーヴァントは、迷うことなくそれぞれの背を合わせた。
「おい、兄ちゃん。あの女、お前の知り合いか?」
 ウルヴァリンは、アーチャーに問いかける。
「一応な。こちらの男は?」
「顔も見たくねえヤツだ」
 二人めがけ飛んで来る、チェーン付きのダガーと触手のような鞭。チェーンはウルヴァリン、鞭はアーチャー、それぞれの腕に、しっかりと巻きつく。身を引きずらんとする力に、二人はその場で耐えていた。
「とにかく。お互いの相手をどうにかしなけりゃ、話も出来やしねえ。誰だかしらねえが、よろしく頼むぜ? 正義の味方」
「生憎と、私はそういう類の物ではない」
「ああん? 人知れず街のために悪党と戦うヤツが正義の味方じゃなくてなんだってんだ? おら! 行くぜ、ヘビ女!」
 アーチャーの否定をロクに聞かぬまま、ウルヴァリンは自身の相手に飛びかかっていく。闘争本能をたぎらせた獣に、人の話を聞く耳がある筈もなく。
 軽くため息を吐いたアーチャーに襲いかかる、鞭の主人。右手の鞭で相手を捕らえ、左腕の鞭で敵に一撃を加える。両手から生えた生物感溢れる鞭に、禍々しい相貌と悪魔の如き唸り声。確かに、このようないかにもな悪党と戦っていては、勘違いされても仕方がない。
 ならば、勘違いごと、全てを断つ。アーチャーは無事な片手に投影した曲刀を持つと、襲いくる鞭を切り払った。