中間報告

「えー皆様、小須田です。ダム工事により生まれる、会社と地元住人との軋轢を和らげたり、反対派と賛成派の仲裁役となるのが仕事のはずでしたが、気が付いたら、惨劇に挑むハメになっていました。それどころか、今現在、惨劇どころか、自衛隊の特殊部隊と戦うハメに……山狗ゥ!」

「失礼しました。現在、少々取り込んでおります。雛見沢の人は良い人が多く、わたしもいい気持ちで仕事ができました。ナタをもって出歩く女子高生やカレー菜園という目的不明の施設がありますが、本当に良い村なんです。お願いです、納得させてください。不肖小須田、単なる1サラリーマンですが、この村の危機的状況を前に、出来る限りのことをしようと思っております。以上、中間報告でした」

「よし、これで現状の業務は全て終わったな。行くぞ、小此木ぃ! 武器なんか捨てて、素手でかかってこい! おめぇら皆殺しだ!」