日々雑談~5772~

 流石に一日で読み切る量じゃねえよ!ということでゆっくり読んでるけど、やはり通しで読むと発見や感慨があるねー。両人とも初期キャラなのに、かたや親戚、かたや会社とフィールドが違った結果、九百話ぐらいまでまったく関係のなかった荒岩母と東山常務の出会いなんかはその一例。まあさ、各キャラの結婚や成長だけでも、それを見守り続けてきた親戚のような気持ちがあるんだけど。時間軸がある程度現実と即した、長期連載ならではよね。

 なんだろうねえ、髪を切りに行くだけだったり、近所にサイクリングに行くだけだったりと、ゆっくりとした日常の話が多い作品だけど、なんだか俺もどこか知らないところで時計も見ずにぼーっとしながら、クッキングパパを読みたくなってきたよ。今の御時世だときついけど、全巻買ってタブレットに入れて湯治にでも行きたいねえ。バトル漫画で意気軒昂、ヤクザ映画で肩で風を切って歩く、ならばクッキングパパを読んで穏やかになるのもおかしくはないね。