日々雑談~5881~

 これ、スパイダーマンが幻覚だと見破らなかったら、ミステリオにはネットアローが効かないと思いこんでるホークアイの次の手は、さらに強力な矢を放つだったと思うんだけど……。スパイダーマンがいるとミステリオは仕事がやりにくいけど、こうしてミステリオの呼吸を読んでくれるスパイダーマンがいないと、必要以上のガチ対応であっさり殺されそうで怖いわ。

 ミステリオのスーツは幻覚ガスの散布やホログラフィによる幻影とあくまで騙しに特化しているものの、コミックスだと偽スパイダーマンになるためにスーツ脚部にバネを仕込む工夫をしたり、ヘルメットに水中でも30分以上呼吸が出来る機能が備え付けられていたりと、一応身体能力の強化にも手を付けてはいます。ただマーベル・ユニバースには、自力で飛行出来て宇宙でも活動できる鉄のスーツを着たヒゲがいるので……。アレと技術勝負するよりは、自分の得意を活かしたほうがおそらく伸びる。マヌーサやメダパニに特化していくつか金星も上げてる以上、ミステリオの方針はおそらく間違っていないでしょう。

 あと、簡易スパイダーセンスとも言える超音波によるレーダー機能や、スパイダーマンのウェブを溶かす薬と、対スパイダーマンスーツとしてのミステリオスーツの完成度は意外と高いんだよな。もっともトニー・スタークはトニー・スタークで、スパイダーマンを研究することで、擬似的なスパイダーセンスの獲得だけでなく、スパイダーマンのスパイダーセンスを無効化する装置まで作ってるけど……。ここ最近、映画の影響もあってか、更にトニーの天才としての地位は高まってるけど、そこを抜きにしても、やっぱあの人、チート級の天才で職人だわ。