日々雑談~2277~

 トンネルを抜けたら雪国なら、年末の要件を片付けたなら静かな大晦日……ここ数年、大晦日はコミケ→外で年越し→帰ってくるのは正月と、急転直下なスケジュールばかりだったからね! コミケにサークル参加するということは早朝から動かなければいけないということで、稼働時間24時間超えはほぼ確定。そりゃ静かだし、身体も楽だよ。

 今年はディエス・イレのノベライズ、自分にとっての商業二冊目の発売だけでなく、メガネっ娘居酒屋で壇上に立つという初の経験も。トークショーで話す側に立つのは始めてと言うか、そもそも俺、あまりこういう形で人前に出たりはしないし、そもそも喋りが上手くないわけで。なのでトークショーで小一時間喋るというのは、本当に希少な経験でした。なんとか乗り切りつつも、自分の足りない部分や、他の登壇者のプロ意識にも直面して、結果的に色々刺激的に学ぶことに。挑戦という未知は、既知でない刺激と直面する機会なのです。

 他にもいろいろとやってはいるのですが、表に出たり出なかったり、なんにせよ今年は挑戦の年でした。来年も未知と遭遇しつつ、今までやってきたこととも真正面から向き合いたいところ。フューチャー・アベンジャーズなコラムに手が回らなかったりと、至らない点も多かったからね……その反面、アメコミ関係に関しては様々な人や企業が動くようになったことで、自分のやるべきことが減ったなあというのも。いや人間、一人で全部は出来ないので、これでいいし、こうなるのがある種健全な(分野の)成長の形なんですよ。でも、来年はまたアメコミのスキマをペタペタ埋められれば。ウチは永遠のスキマ産業であり、スキマってのはどうデカくなっても探せば絶対あるものよ!

 それでは、今年一年、お世話になりました。こんなサイトですが、来年も是非ともおつきあいしていただければ。
 皆様、良いお正月を!

日々雑談~2276~

 年末この時期は、日曜ドライバーの極みみたいな人が運転してて、車を動かすだけでもツライねえ。俺の中の伊達臣人が「神に感謝するぜ、ヤツが普段からハンドルを握っていないことをな」と呟いてる域。ああまあ、正月までこの状況は続くんですけどね? 俺、正月明けるまで電車派になるよ!

 それはそれとして、ついに大晦日。自分は例年通り外で年越しをしますが、明日……日付的には今日の夕方に、今年最後の更新をしてから出かける予定です。今年は挑戦の年だったなあ……。最後の更新の一歩前、今日はWEB拍手返信です。

 

>Fate/ZEROを観てるのにFGOをやってない人は、どうやって引き込めば良いのでしょうか?

 なるほど、あくまで自分だったらこうするという話になりますが、こういう時の場合はむしろじっくりと勧めていきます。

  ZEROを観ていてFGOをやっていないということは、やっていない理由があるということ。導線が見えているので思いっきり突っ込んでみたくなりますが、ここはゆっくり理由を探ったほうがいいですね。ぶっちゃけ、TYPE-MOONの部分ではなくソシャゲが嫌だという場合は、ほぼ脈なしに近いですし。
 
 出来ることなら、楽しさを会話に織り込んで自発的に始めてくれるような流れに持っていくのが理想かと。いくらお膳立てをしても、やる気という原動力が欠けていたら、なんにもならんので。焦らず丁寧に、その人のパーソナルスペースに急に踏み入らないようにして、じっくり行きましょう。あと、どうしてもその人とFGOが合わないとわかったら、引くのも大事です。

 回答が、何かしらの参考になれば幸いです。シンプルに言うなら、脈があっても焦りは禁物です。

日々雑談~2275~

 コミケ1日目が無事終了しました。本日当サークルに足を運んでいただいた皆様方、ありがとうございました。

 おかげさまであまりのニッチさに不安だった新刊も捌け、既刊のアメコミカタツキ:ウォー・ドッグスも完売。ウォードッグスは在庫分も品切れなので、今イベントが現状最後の頒布となりました。クー・フーリンメインの本が出た日に、前のクー・フーリンメインの本が完売する。なんというか。新世代への交代を思わせる形となりました。やってることというか方向性は、あまり変わりませんが。

 明日もあるので、今日はダウンさせていただきます。いつもは三日目の参加なので、コミケ参加=年の終わりだったけど、今年はまだ二日残ってるんだよな。その二日にやらなければならないことは、まだ結構ある。ラストスパートだ! 

日々雑談~2274~

 というわけで、明日はコミケ1日目。一年ぶりのコミケ&久々の平日参加となり、緊張しております。まあぶっちゃけ、緊張に関しては毎回なのですが。今回最終的にいつも以上にニッチな新刊になっちまったからなあ……。その分、ヒットマンを読んだ人間なら「あー!」となるネタは結構ぶち込めたのですが。同人とは、やりたい放題と見たり。

 緊張しつつ、体力を確保しておかないとマズいので、今日はもう寝ます。それではご来場される方は、是非とも会場でお会いしましょう!
 今回ネームプレートを用意したので、どっちが俺でどっちが管理者かは分かりやすいはず。影武者作戦とか、ちょっとときめくけどやらないから! たぶん!

日々雑談~2273~

 今年の秋のCOMIC1で出したFGOコピー本「多重螺旋のウロボロス」が若干数見つかりましたので、もしこの本が欲しい方は、コミケ当日、当サークルの本をお買上げになった際にコピー本がほしいとの旨をお伝え下さい。おまけとして、お付けいたします。

 先着特典として無料配布するほどの数は無いので、今回はホームページやTwitterを見てくださっている方へのサービスということで。なお、内容自体は、普通のFGO二次創作です。変化球ではなく、ストレート。むしろTYPE-MOON島で売るのならば、こっちの方がいいのでは疑惑……。

 

 2017年もラストということで、はて今年の作品で何か良い物あったかしら?と思い出す段階に。
 とりあえず、漫画で推したいのは……セレベスト信長。アメコミの邦訳なら、ザ・ボーイズかね。ザ・ボーイズは本国ではちょっと前の作品だけど、邦訳は今年出たということで。

 セレブ同士のマウンティング、おもてなしバトルを題材としたセレベスト信長と、クソ野郎以下のヒーローが蔓延る世界で、彼らをとっちめる「ザ・ボーイズ」の活躍を描いたザ・ボーイズ。両作品の共通点としては、人、発想、掲載スペース、全てが揃ったことで完成した作品と言うことですね。作品は何処かに躊躇があったら世には出にくいし、この二作は躊躇を招きやすい点が多い作品。でも、こうして商業ベースで世に出回った。その時点でスゲエと思うんですよ。純粋たるオンリーワンな作品です。セレベストは贅を尽くしたマウンティングをも超える男の器の大きさ、ザ・ボーイズはドラマ化された際にとんでもないことになるのは確定なヒーロー像、どちらも中々余所では見れないもんだから。

 ロストサマーメモリー

 そんなことを書いている最中、これは2017年のトップランカーなのでは!?となる読み切りを発見。いや、表紙のさわやかさからこういうのはちょっと……となりそうなのがウチの客層というか、ぶっちゃけ俺自身がそうなのですが、とりあえず読んでみてほしいところ。何度も読み返したくなるというか、読み返すべき良作。作者の視点の広さでは、群を抜いている。つーか、広くないとこういう仕掛けはできんよ!

 まさか、年末にこれだけのモンが出てくるとは思ってなかった。世の中は未知と新鮮さで溢れているわ……。