日々雑談~1813~

 ふふふ、そろそろナイト・オブ・ザ・リビングデッドプールの続編、リターン・オブ・ザ・リビングデッドプールの開始か……。人類を脅かす、ゾンビの群れとデッドプールの群れ! 前作も最期までオチが見えなかったけど、今回前作の経験をフルに使っても結局読めねえな!

リターン・オブ・ザ・リビングデッドプール

 TLを見るに、良い悪い以前に困惑が先立ってたアニメ版艦これ最新話を視聴。
 ああ……うん……これは確かに困るな。時折言っているように、自分は喜怒哀楽てんこ盛りな作品が好みです。そういった意味では、艦これは好みなのですが、非常にその、詰め込みすぎで困るというか。喜・怒・哀・楽がそのまま並んでいて、頭が追いつかず困惑してしまうというか! 間や繋ぎとなるシーンが無く、ボーンと来るため、追いつかない。キャッチボールで言うなら、キャッチも投げ返す暇も無く、千本ノックになっているような感じ。ここに、陰と陽のシーンそれぞれの振り切りの強さが合わさっての困惑ですかね。
 決して個々の部分は悪くないどころか上等なので、間や繋ぎを設けたり、上手く纏めることで、困惑を良に振り切って欲しいところです。色々悩んでたり、都合に縛られてるのかな―というのも。でもノルマ式みたいなゲームの台詞の組み込みは、流石に一度見なおした方がいいかと……。
 しかし金剛四姉妹、明るく頼れる先輩ポジションなのはわかるけど、基本全員脳筋寄りなせいで、実に見事なレッキングクルーじゃねえか! ちくしょう! もっとやってもらっても困るけど、もっとやれ!

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日々雑談~1812~

 コンパチヒーローRPGことロストヒーローズ2の体験版が出ていたので、ちょっと落としてみる。製品版にもレベルを初めとしたデーターを引き継げるのは大きい。ウルトラマン、ガンダム、仮面ライダー御三家勢揃いのイメージから思いつかないほどの、暗さと難しさがあったのがロストヒーローズ。いわば、闇の中の光、絶望の中の希望を描いた作品。きっと今回も、ハードな難易度と世界観なんだろう……。

(小一時間後)

 ああ、開始10分で殺しにかかってくるなあ、コレ!(笑顔)

仮面ライダーウィザードは火属性が得意だから、一先ずこっちを伸ばしてみよう!→中ボスが火属性半減

今回は物理が得意なウルトラマンゼロやゴッドガンダムや仮面ライダーBLACKが居るから、殴る事にかけちゃあ負けねえぜ!→クライシス帝国戦闘員チャップ(物理半減)登場!

 スキルツリー式なせいで、間違ったら取り返しの付かない感満載! ウィザードの持ち味である多彩な属性攻撃を伸ばす。半減されない斬撃属性のゴッドスラッシュをゴッドガンダムに習得させる。対策がちゃんとあるのが、まさしく闇の中の光。
 それにしても仮面ライダーBLACK、基本物理一辺倒なせいで、物理耐性のあるチャップだけでなく、明確な弱点のあるクライシス怪人の属性も突けずガチを強いられると、クライシス帝国の連中と明確に相性悪いな。斬撃や属性攻撃も出来る、RXになればこの辺一気に覆りそうなんだが。この相性に低めの能力値。今回のBLACKはRXの進化前であることがフューチャーされとるのう。CVてつをを耳にしてると、世界に駆ける勢いでクライシス帝国も駆逐出来そうなんですけどねー。四人揃えば地獄絵図。
 絶望、再び。シナリオも前作以上の闇とハードさを抱え、挑みがいのある感じ。これは、購入予定に加えておくべきかもしれない。こんな事もあろうかと、ダンジョン系のゲームは我慢してたしな! モンハンの後にゴッドイーターをやる気が起きないように、同ジャンルのゲームが続くと、良作とわかっていても中々食指が動かないのですよ。

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その43~

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ、43話。
 吸血鬼の夜会、終演! その一方で現れた、未知なる脅威!

 催眠+プラシーボ効果とはいえ、吸血鬼同然の子供たち。感染効果は無いものの、「本当は吸血鬼じゃない」と襲われた側にブレーキが掛かってしまうという、むしろ人質的扱いならばこっちの方が便利なんじゃないかという状態。本当に吸血鬼になっていたら、老若男女吸血鬼は見逃さねえなブレイドがズバー!っとやって、ディスクウォーズ完!でしたからね。対吸血鬼キリングマシーン相手に人質取るのは難しいぜ。
 しかし、アキラを誘う声、ヒカル兄さんだけ重いというか、艶のある演技のせいで逆ベクトルに大惨事寸前でしたね! あれ絶対、捕まえたら甘咬みだよ……耳たぶ噛む所から始めるつもりだよ……。

 進化したバイオコード、エボリューションバイオコードの可能性+ほぼ初見であるブレイドの人間性に賭けるという、もはや薄氷ですら無い作戦。だからこそ、叶った時のカタルシス。ブレイドの吸血鬼への冷酷さ、根底にあるのは「吸血鬼になった者は、おいそれと戻れない」というMarvel吸血鬼界隈のルール。殺したいから冷酷なのではなく、殺さなければならないから冷酷。僅かで健気でも、可能性があるなら無下にする人ではありませぬ。

 アイアンマン&ブレイドVS吸血鬼! ブレイドVSアベンジャーズ! ブレイド&ノバVSバロン・ブラッド! 今回、戦いの規模と苛烈さに合わせるかが如く、ぬるぬると動いてますよね!  異種格闘技戦風味強めのカードを、作画の発想と上手さで、一層良く纏めていたというか! 特にバロン・ブラッド戦は、アニメ違うんじゃというくらいの陰影と密度。ノバがすげえ細マッチョだったし!

 
 天才ハンク・ピムやトニー・スタークにとっては、あくまで異次元。しかし見る目を変えれば、魔術やオカルト方面から見れば、とてつもなく危険な空間ダークディメンション。この暗黒空間の先に在る物、邪悪の源となる者。何やら、今まで潜んでいた強大な影が、見え隠れしてきましたね。
 ブレイドを動かしたのはアキラの情。しかし、レッド・スカルが使用していたディメンションスフィアを盗られてしまったのも、アキラの情のせい。感情自体に間違いはなくとも、利用されることで間違いに曲げられてしまう。悪いのは、間違いに曲げた側。ディメンションスフィアから現れたのは、疑惑の戦士ローニン! 元々原作でも、複数の人間が着てきた仮の装束。今回、中身は誰だ……?

 今日の紹介は、吸血鬼ハンターブレイド! 嘗ての映画にアニメと、日本での露出も多かった彼。性格もアクションも、実にエッジ! スタイリッシュ!

 

ブレイド

ブレイド(Marvel)

 世界的にも有名であり、MARVELユニバースにも存在する魔人ドラキュラ。強力なバンパイアであるニムロッドを倒し、最古のヴァンパイアのバルネより力を受け継いだドラキュラは、地球最強の吸血鬼として王の座に君臨する。人類の天敵の極みと対峙したのは、強き人類。ヴァン・ヘルシングを始めとした、バンパイアハンターと呼ばれる一団だった。
 自らを倒したヴァン・ヘルシングの死後、現代に復活したドラキュラの前に立ちふさがったのは、クインシー・ハーカーやレイチェル・ヴァン・ヘルシングと、嘗て自らを倒した者の子孫たち。そんな因縁深い者と共に居たのが、新顔の黒人バンパイアハンター、ブレイド。

ブレイド(初期)

 出産時に母親がヴァンパイアに噛まれた結果、ハーフヴァンパイアとして生誕してしまったエリック・ブルックスを取り上げたのは、バンパイアハンターであるジャマル・アファリ。バンパイアハンターとして育てられたエリックだが、ジャマルがドラキュラに噛まれ吸血鬼化。ジャマルを倒さざるを得なかったエリックは、二人の親を奪ったドラキュラと吸血鬼への憎悪を燃やし、吸血鬼を断つ刃“ブレイド“を名乗るようになる。
 最初は古色蒼然としたバンパイアハンターだったが、やがて吸血鬼を倒す武器として、格闘技や剣技を習得し、銃火器も装備。かと言って、古来からの武器である木の杭を軽視することもなく、銀の弾にはみっちりニンニクを詰めてみたりと、伝統と現代が融合したハイブリット型ハンターとなっている。

ブレイド(面接中)

 ハーフバンパイアとして産まれた結果、吸血鬼の噛み付きと催眠は無効な上、腕力や耐久力に治癒力は強力なバンパイアに匹敵、しかも太陽光に影響を受けないと、人間とバンパイアのいい所取り状態。スパイダーマンの宿敵である擬似バンパイアの吸血博士モービウスに噛まれた結果、本物としての素養と擬似能力が組み合わさり、能力は更に増している。
 習得した剣技も一流であり、同じ日本刀を好む一流剣士なデッドプールとも五分以上に渡り合える。あくまで対吸血鬼に特化したヒーローなのだが、元々のスペックや習得している技術の高さで、普通に強く敵を選ばない。
 なおブレイドとデッドプールの二人、ゲームなどではコンビを組むと“エッジ・オブ・デンジャー“という刀使い同士のコンボが発生したり。

デッドプールVSブレイド

 ブレイドの心魂にあるのは、吸血鬼への怒りであり彼らを絶滅させる為の意思。治らぬ病である吸血鬼、一度吸血鬼になってしまった者、ドラキュラに与する者には容赦しない。例え子供でも赤子でも、ブレイドは殺すことが出来る。強烈な殲滅への意志は、他のヒーローとのトラブルを産むことも多い。同じく犯罪者の絶滅を誓うパニッシャーとは、立ち位置も近い。

後ろから一撃

 だが決して、情がないわけではない。超人種同士の戦争、ミュータントVSバンパイアの余波で吸血鬼となってしまったX-MENのジュビリー。彼女を殺すか殺さないかでウルヴァリンと殺し合い寸前になったものの、X-MENがきちんと責任を負うことで最終的にジュビリーの殺害は有耶無耶となった。
 ドラキュラの花嫁と目されていた夢魔の女王シクラーと護衛のデッドプールを付け狙うが、彼女とドラキュラの敵対を知り和解。ニューヨークでドラキュラ配下の西洋妖怪軍団と戦うデッドプールと共闘。戦後、ドラキュラの花嫁ではなく、デッドプールの花嫁となったシクラーを見逃した。ちゃんとこの後開かれた、シクラーとデッドプールの結婚式に毒づきながらも出席している辺り、律儀である。

デッドプール&ブレイド

 吸血鬼と戦う上で、冷酷さや現実的な判断は必要な物。しかし、絵空事ではない希望があるならば、それを無理に踏み躙ることはない。この秘められた人間性があるからこそ、ブレイドは吸血鬼相手に冷酷に正義の味方として振る舞えるのだろう。
 そして余談として二つ。超人種同士であるミュータントととバンパイア、対極的に見えて、意外と絡む所は多い。前述のヘルシングの子孫、レイチェル・ヴァン・ヘルシングは最終的に吸血鬼化してしまうが、彼女たっての介錯を引き受けたのはウルヴァリン。また、X-MENのストームが吸血鬼化したブラッドストームというキャラも一時並行世界に居た。
 吸血鬼化したジュビリーは、そのまま治ること無く、現在でも吸血鬼のまま。吸血鬼となる前にミュータント能力であったエネルギー放射を失っていたため、今はミュータントと言うより普通の吸血鬼である。ただし、ウルヴァリンの血液供給を定期的に受けていた結果、ヒーリングファクターをゲットし、陽の光もある程度平気。能力の喪失から吸血鬼化、やがて預かった赤ちゃんの面倒を見続ける羽目に。実に、波瀾万丈である。

ジュビリー

日々雑談~1811~

 書かなかったレゴマーベルのワンポイントアドバイス“攻略に役立つキャラ“を挙げた場合、下記のメンツが入ってきます。

アントマン(縮小)
マグニートー(磁力ブロック)
サンドマン(サンドブロック)
ヴェノム(シンビオートブロック)

 アントマンはオープンフィールドにてキャラアイコンを発見しないと使えませんが、残りのメンバーはストーリーを進めることで、解禁できるようになります。このメンバーが持つ能力は、ほぼ固有能力。当然、自動的に仲間になるヒーロー勢に持っているキャラも無し。なので早めにポイントを支払って解禁しておくと、トラップで詰まらない快適なプレイが可能になります。なお、アイコン発見の手間はかかりますが、シンビオート攻略に関してはヴェノムではなくカーネイジでもOKです。アントマンの代わりはワスプも可能……と言いたいところですが、彼女の縮小化は飛行時に(演出として)適用されるため、代用は不可です。そもそも、ワスプ使用に必要なアイコンの入手に、アントマンが必要ですしね。
 後はそうですね、マップの緑アイコンことワープアイコンを積極的に使うと、非常に快適な移動ができます。特に、ヘリキャリア司令室からの移動。エレベータを使って甲板に出るよりも、こっちの方が早い上に、直接街にもワープできるのでえらく便利。
 説明不足というか、向こうである程度メジャーなシリーズであるせいか「コレぐらいは分かるだろう!」な独自システムがある本作。細かな情報や攻略は、こうしてフォローしていきたいところです。
 デッドプールのプレイアブル条件? アレ、多分普通にプレイしていたら、一番最後になるんじゃないかなあと(汗

アメコミ放談~ゲーム:レゴマーベル~

ふじい(以下F)「今日のテーマはレゴ マーベル スーパーヒーローズ ザ・ゲーム! 略してレゴマーベル!」

サイレン(以下S)「アメコミというより、ゲームだなあ」

F「オレちゃん、アメコミゲーム大好き!ということで、待ちに待ってたコイツを紹介! 日本語版が出るよ! 日本で発売されるよ!と聞いてから、数ヶ月ずっと待ってたからね。その結果、単なる翻訳だけで終わらず、フルボイスCV化! アイアンマンの藤原啓治さんを始めとした、映画やアニメでのCV担当者も一挙集結!」

S「そいつぁ豪華だな」

F「だいたいの洋ゲーが字幕でのローカライズと考えると、フルボイスの吹き替えは貴重よ? PS3のアメイジング・スパイダーマン2は字幕だったけど、あっちはあっちで、収録のおまけコミックス十数冊を全部邦訳してたからね。ローカライズとは単に言語を変えるのではなく、その国に作品を根付かせるための大事な作業です」

S「架け橋を作るには言語だけでなく文化の相互理解も必要ってことか。で、肝心のゲーム内容は? レゴゲーはハイクオリティだと、常日頃から言っていた気がするが」

F「ああ。レゴゲーは、レゴという枠を最大限に利用して、インディジョーンズや指輪物語やスター・ウォーズのゲーム化で築いた技術を継承し続けてるからな。今回のレゴマーベルにあるオープンフィールド制だって、元はレゴバットマン2でのゴッサム・シティから来ているものよ? バットマンの技術が、アベンジャーズに!」

S「言葉にすると、すごい流れだ……」

F「オープンフィールド制の流れが出たので、本編に。レゴマーベルは、ステージ制のストーリーモード、合間合間にオープンフィールドでの移動を挟んだ感じになってるね。オープンフィールドの舞台はニューヨークの街。自由の女神を初めとした、現実にある施設に加え、アベンジャーズマンションや恵まれし子らの学園といったマーベル世界の建造物をレゴで再現! イベント盛り沢山なレゴの大地を、好き勝手に駆け回れ! ただし……」

S「ただし?」

F「理由は後で言うけど、オープンフィールドを本格的に楽しむのは、ストーリーモードをクリアした後の方がいいかも。一度クリアすると、各ステージのフリープレイや、いくつかのイベントが解禁されるしねー。そしてまあ、キャラゲーである以上、ストーリーとキャラクター数は大事」

“宇宙よりの飛来者、シルバーサーファー。ドクター・ドゥームに攻撃された彼は、強大な力を持つコズミックブロックを飛散させてしまう。ドゥーム、ロキ、マグニートーら結託するヴィランを倒すため、アベンジャーズ、X-MEN、ファンタスティック・フォーが一挙集結! 戦え、ヒーロー達!“

S「おお。ファンタスティック・フォーも出るんだ」

F「そりゃあ有名チームだし、出るだろ普通」

S「いやまあ、素人目にもファンタスティック・フォー周りは最近難しいことになってるなあと思ってたんで。映画とか制作会社とか権利とか」

F「それを言ったら、X-MENも結構……。小難しい話は置いておくとして、数百人のヒーロー&ヴィランが一挙集結! しかも全員、プレイアブルと来たもんだ!」

S「マジで!? アベンジャーズもX-MENのメンバーも結構出てくるん?」

F「アイアンマンを始めとした映画のメンツだけでなく、注目株のアントマンにシーハルクやスパイダーウーマンにミズ・マーベルのアベンジャーズ三大女傑も参戦! X-MENもサイクロップスやジーン・グレイが懐かしの90年代、マブカプ時代の衣装で参戦! 互いのメインメンバーと呼ばれる馴染みのメンツは、全員出ていると言っても過言ではなく!」

S「当然ヴィランも、セイバートゥースやジャガーノートが出てくるんだな!」

F「あったりめえよ! 宇宙のはみ出し者、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー! デアデビルやパワーマンのようなストリート系ヒーロー! スパイダーマン関連ならヴェノムやカーネイジどころかMJやグゥエン・ステイシーまで! ブレイドにパニッシャーにゴースト・ライダーといったダークヒーローでも手抜かりなく! デッドプール、ハワード・ザ・ダック、スクイールガール、スタン・リーのような隠し球も」

S「一旦ちょっと待て! デッドプールはともかくとして、アヒルやリス、出てるの?」

F「そりゃおめえ、映画化スターと単独個人誌ゲットなヒロインですよ? ハワード・ザ・ダックはパニッシャーあたりの上位置換だし、スクイールガールは必殺リス結界で一気に周囲をリスまみれにして広範囲を一撃粉砕! ところで、スタン・リーはいいのか」

S「あのお爺ちゃん、何処にでもいるし……」

F「スタン・リー自体、収集要素だからな。うっかり変なもの飲んでハルク化したり、食虫植物に捕まってたり、エンパイヤステートビルでゴリラに襲われたりしているスタン・リーを助けよう!」

S「おじーちゃーん!?」

F「どのキャラにも個性があって、例えば飛行や巨大レゴ特有の怪力や磁力操作なんかで、トラップを回避したり仕掛けを動かすことが出来る。投技なんかは糸で相手を縛り上げるスパイダーマンやビターンビターン!のハルクに相手のヒザを撃ちぬくパニッシャーと、千差万別。かちゃかちゃやって街をフラフラしているだけで、面白い」

S「やっぱこの世界でもパニッシャー容赦ねえ!」

F「レゴなので交通状況や環境問題を憂う優しめパニッシャー! でもやってることはあの交通違反や環境をぶち壊すクズ共を抹殺してやれ! 手段は問うな!なので、結局何も変わってなくね!? こんな感じで、笑いやブラックさや映画ネタなどを織り込みつつのストーリーは激しく愉快。パーティープロトコルだ!」

S「ジャンルとしてはアクションだよな。難易度的にはどんな感じかね」

F「ほぼ残機無限な状態だし、むしろこの仕掛をどう突破しよう!?みたいな、頭を使う場面が多い。ステージに関しては、アクションパズルかねえ。オープンフィールドのクエストでは、乗り物レースや飛行競争のようにアクションの腕前も問われるけど」

S「普通にクリアするぶんには、頭の柔らかさや閃きさえあればどーとでもなるわけだな」

F「幅広い年齢層に愛されているゲームだしねえ。最後に前述したことにも関連して、プレイする人に向けてのアドバイスが一つある」

 最初のプレイで、仕掛けは全部解けない!

F「これ、大事。最初は直進路の仕掛けだけを解いてく感じで。だってさあ、ステージプレイの最初は、基本キャラクター固定なんだぜ? その状況で、スタン・リーが磁力ブロックに監禁されてたり、特定の攻撃でしか破壊できない檻に閉じ込められていても、手の出しようがなく」

S「スタン・リーだけを殺す機械かよ!?」

F「マグニートーが使用できるようになれば磁力ブロックはどうにかできるし、一度クリアしてしまえば、適時その場でキャラクターを入れ替えることも出来るようになる。要は、最初こだわりすぎず、まずクリアしてみようと。やり込みや脇道の謎は、それから挑めばいい」

S「なるほど。現状できない物に対してこだわりすぎて、後々判明ってのは、ダメージデカそうだ」

F「頭の体操をしつつ、様々なキャラや乗り物に乗って街を駆け回ろう! 基本、二人一組で動くので、ミスター・ファンタスティックとドクター・ドゥームの旧友コンビで街を適当に回ってみる、ウルヴァリンとジーン・グレイの二人で色々複雑なデート気分、デッドプール&タスクマスターでゴリラとライオンに乗ったままNYで好き放題暴れてもよし! レゴという自由な素材で造られた自由なゲーム、定められているのは楽しむことのみ!」

S「乗り物、ライオン……乗り物、ゴリラ……!?」

レゴ バットマン3 ザ・ゲーム ゴッサムから宇宙へ

F「そしてレゴマーベルの次は、レゴバットマン3と。レゴマーベルの技術経験が、こうして継がれていくわけだよ」

S「MarvelとDCの相互成長。繋ぎとしてのレゴ、ホントに凄いな」