今年最後

オデノガラダハボドボドダ!!

上記のオンドゥル語を訳すと「俺の体はボロボロだ」となります。ちゅーわけでコミケ帰りで体がメタメタな現在、朦朧としながら明日の大晦日にむけてのいろいろな準備をしています。

明日の更新は微妙なので今のうちに言っておきます。
今年一年どうもありがとうございました。来年はどうなるかわかりませんが、このページの更新はできる限りに進めていこうと思います。
それでは皆様、よい年越しを……

怪傑ディスティニー

――その爆発は全てを一瞬で奪った。
父母に妹。共に生きてきた時間は幾年にも及ぶのに奪うのは一瞬とは、なんと不公平な話か。そして、死神の略奪から自分だけが生き残ったという事実を少年が理解するのには数瞬の時がかかった。そしてそれを理解した瞬間、
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
ただ絶叫した。親愛なる父母を失い、愛する妹も失った。肉親がいつ果てるともわからない戦時中とはいえ、それは所詮理屈での話であり感情は納得など到底できない。

 

そして少年は叫ぶ、愛しき妹の名を。
「飛鳥ーーッ!!」

 

(何故に名字を? しかも漢字で?)
背後でそれを聞いたトダカが心の中でツッコんだ。

 

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ぐつぐつ

久々に予定も無く早起きした休日なので、朝に買出しに出かけて昼に調理した夕飯用のカレーを煮込んでいます。

久々の休日をカレー作りに費やすなんて、何処ぞのエセ女子高生のようだ。でも楽しいなあコレ、自由度が高い料理は材料選びから面白い。手をかければかけるだけ美味いものがつくれるというならば、できるだけ手をかけたくなるものです。

ええ、自分でも解っていますよ若者の休日の過ごし方では決して無いことは
あ、火力調節してこないとコゲつく……

俺は……俺はまだ死ねん!!

前回のあらすじ
ついに引退を迎える事となった真。それを見た裁鬼Pは呟く、
「俺も引退するか……」

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???

最近、町を所狭しと駆け回っている。

別にマラソンの趣味とかが有る訳ではなく、仕事柄駈けずりまわざるを得ないのだ。つい先日まで休職していたが繁忙期につき臨時で復帰。職種は数々の個人宅に荷物を届けるお仕事、いわゆる宅配業に就いている。駈けずり周る必然性はないのだが、走らなければ間に合わぬほど荷物がある。一度正式に辞めただけあって厳しい職種だ。

さて、その毎日駆け回っている街だが、至極荷物を配りにくい街としても知られている。不在率の高さと住宅の密集度に山地と評しても良いくらいの坂の多い地形とあいまって、配属された人間のうちで残るのは4割と言われる厳しい街。だが、そんな物は所詮努力で補えるものだ。だが、この町には努力でもどうしようもないものも間違いなくある。

端的に言うと“でる“のだ。

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