キャプテン・マーベル外伝 すごいよ!! タロスさん~後編~

前編

ふじい(以下F)「というわけで、タロスさん紹介の後編だ。前編を見ていない人は、上記リンクからまず読んでもらいたいが、ひとまず要点だけまとめておく」

すごいよ!! タロスさん前回の三つの出来事。

一つ 映画のタロスとコミックスのタロスはいろいろ違う。

二つ 初登場はハルク誌。ハルクの親友リック・ジョーンズの結婚式で乱闘寸前。

そして三つ タロスには、普通のスクラル人のような変身能力が無かった。

サイレン(以下S)「どこかで観たような要点のまとめ方だな。前回紹介した結婚式回は、タロス初登場回ではあるものの、顔見せレベルだったし。今回が本番?」

F「ああ。自身がハルクと共に表紙にいる、Incredible Hulk #419がタロスにとっての本番でありメインエピソードだな」

S「コレ、本番と書いて死に場所とでも読むんでしょ?」

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キャプテン・マーベル外伝 すごいよ!! タロスさん~前編~

ふじい(以下F)「今、時期的にはもうアベンジャーズ/エンドゲームの時期なものの……その直前のMCU映画、キャプテン・マーベルもなかなか良かったよな」

サイレン(以下S)「ああ。同じ宇宙メインのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとは、ちょっと違った感じでよかった」

F「エンドゲームの隠し玉として、インフィニティ・ウォーで存在が示唆された、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースを描く物語にして、アベンジャーズ誕生前夜を描いたストーリー。MCUでは指揮官として一歩退いたところに立ちがちなニック・フューリーが、前線でバリバリ働いているのもよかったね」

S「MCUの第1作目のアイアンマンからいるのに、21作目のキャプテン・マーベルまでよくわからんけど偉い人ポジションを貫いてたのもすげえよな」

F「実際の時間で10年以上、出自もスキルも漠然としたままシリーズレギュラーだったんだよな、フューリー……。それはそれとして、今回、キャプテン・マーベルで初登場となったあの種族のことも、忘れちゃならんだろ」

S「ああ。変身能力持ちのスクラル人か。コミックスだと、スクラルが銀河三大帝国の一つなんだっけ?」

F「キャプテン・マーベルやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでも重要ポジションにいるクリー、ストーリーがX-MEN寄りなこともありMCUでは出番のないシーア、そしてキャプテン・マーベルで映画初登場となったスクラル。この三勢力がいわゆる銀河三大帝国だ。母星がギャラクタスに食われたり、皇帝一族が丸ごと死んだりで、時期によってパワーバランスにズレが出るけどな」

S「むしろ、よくどこも滅んでねえな……」

F「もともと、コミックスではファンタスティック・フォーやアベンジャーズと激しくやりあっていただけあって、スクラル人の映画への登場は待ち望まれていたからな。まず勢力として、人気がある。キャプテン・マーベルへの登場は、意外ではなく、いよいよといったところだな」

S「スクラル人にとっては汎用能力だとしても、変身って十分個性的な能力だよなあ。キャプテン・マーベルでも、ヒーローVSババアの画太郎先生ありがとうレベルの絵面が結構あったし」

F「実にSNS向けというか、最大瞬間風速が高そうな絵面だったよな……。こういう、創作でも普通無いだろう!と言いたくなるようなシーンを作れるのは、変身能力の利点の一つ。そして、映画キャプテン・マーベルでスクラル人を引っ張ってたのは」

S「たしか、タロスだよな。ほぼ映画では唯一のネームドスクラル人。映画の重要キャラにして、話のカギを握る重要人物だったな」

F「ああ。まさか、コミックスではスクラル人の恥さらし、スクラルのヤ◯チャ、スペースローカルヴィラン扱いのタロスがああも立派に実写化されるだなんて……」

S「お前それ、流石に人違い、宇宙人違いなのでは!?」

F「いやでも、スクラルのタロスって、知るかぎり他にいないしなあ」

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アメコミ放談~アベンジャーズ/エンドゲームにそなえよう~

サイレン(以下S)「アベンジャーズ/エンドゲームがいよいよ公開! マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)が一つの区切りを迎える今、エンドゲームを観る前に、見ておくべきMCUの映画とは? さあ、当サイトとしての答えは!」

ふじい(以下F)「配信サイトのラインナップやTSUTAYAの棚を見て、ピンと来たの観りゃいいんじゃね?」

~おわり~

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映画デッドプール2~もう一人の○○~

 映画デッドプール2のDVD&Blue-ray発売記念ということで、映画に関わる小ネタを投入。
 もう流石にネタバレを警戒する時期ではないと思いますので、今回はオープン仕様にさせていただきます。

 

 

もう一人のX-Force

 デッドプールのリクルートにより、X-Forceとして集結。そして華麗に散っていった男たち。ベドラム、シャッタースター、ツァイトガイスト、バニッシャー……有名無名にブラッド・ピットも混じった彼らの共通点はミュータントであること、そしてコミックスにてX-Force在籍経験があることである。でも、全員が同時にX-Forceに在籍したわけではない。ケーブルの手で鍛え上げられた若手ミュータントたち、ウルヴァリンがX-MENにも極秘で結成した暗殺チーム、名声と金を得るために無断でX-Forceを名乗ったミュータントの集団……X-Forceと呼ばれるチームは複数あり、彼らはそれぞれ別々のX-Forceに所属していた。

 ケーブルはX-Forceの創設に関わっており、その後出来たX-Forceにも複数回参加。ドミノやデッドプールもX-Forceの参加経験者である。そんな中、近年X-Forceに参加したキャラクターがデッドプール2には出演している。それは、コロッサスである。

 X-MENにおける主要キャラの一人であり、本隊在籍のイメージが強いコロッサスも、実はX-Force在籍経験者となる。上記画像のようにケーブルやドミノと一緒に組んでおり、ここにデッドプールが揃えば、コミックス版デッドプール2なメンツとなる。もっともデッドプールはこの直前に存在し解散したX-Forceに所属していたため、結果的に三人とは入れ違いになっている。

 このX-Forceとしてのコロッサスの姿を知っていると、デッドプール2でコロッサスがデッドプールを助けに来たこと。ラストシーンでデッドプールやケーブルと共に歩く一方、そこからX-Force在籍経験がないネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドが離れていたこと。コロッサスがX-Forceに加入する光景が予感できること、デッドプール2のクライマックスからラストシーンの見方が少し変わってくるだろう。

 これは完全に余談だが、実は映画公開前、デッドプール2にツァイトガイストが出ると知った瞬間、彼が出オチのように死ぬことは予感していた。なぜならコミックスにおける彼もまた、初登場回が死亡回となった、ある意味出オチキャラだったのだ。

 最初で最後の活動シーンや回想や生前のエピソードである程度キャラは立っているものの、名前を聞いた時パッと出てきたキーワードは出オチであり、当時彼に関する話をボカしていた理由もキャラ紹介がネタバレに繋がるという警戒からである。そしてその勘は的中したものの……他のメンバーも出オチに引きずり込まれるとこまでは、大惨事すぎて予想できなかった。

 

 

もう一人のピーター

 デッドプール2のどうしてこうなった!要素の一つであるピーター。

 映画でポン!と生まれたキャラで、コミックスにおける云々もあるわけなく、特に何も書くことのないおっちゃんと言ってもいいものの……彼のピーターという名前にはちょっとだけ注目してみたい。ピーター(Peter)は一般的な名前であり、若干スペルは違うものの、フランスではピエール、スペイン語ならペドロと多彩な読み方を持つ名前でもある。マーベルにおけるピーターと言えば、スパイダーマンであるピーター・パーカーが有名だろう。だが、このデッドプール2にはもうひとり“ピーター”がいる。それは、コロッサスである。

 またコロッサスかよ!?と思っても、どうか話を聞いてほしい。まだ二回目なので、天丼には至ってないはずだ。
 コロッサスはコードネームであり、本名はピョートル・ニコライビッチ・ラスプーチン(Piotr “Peter” Nikolaievitch Rasputin)。ピョートルはロシア語圏におけるピーターであり、つまりはコロッサスもピーターということになる。特にどうということはないと、書いてる当人が思うくらいどうということはないが、頭の片隅にでも入れておいてほしい。

 ロシア出身のコロッサスの名前に入っている、ラスプーチンの6文字。コロッサスは、帝政ロシア末期に名を残す怪僧ラスプーチンの子孫である。おそらく、ラスプーチン大活躍なFGOの第二部をコロッサスがプレイしたら、嫌な汗が出ること請け合いである。

 ラスプーチンの怪しいイメージと鋼鉄肉弾戦なコロッサスのイメージはいまいち一致しないが、コロッサスの兄弟であるミハイル・ラスプーチンや妹のマジックは、それぞれワープやブラスト、魔術を使いこなすと、怪しきグレゴリー・ラスプーチンのイメージに近い。

 こう見ると、むしろ肉弾戦が主なコロッサスが一族の中では異端に見えてくる。なお、コロッサスにミハイルにマジックは、全員能力は違えども、強力なミュータントである。このラスプーチンの一族は、とてつもなく強いのだ。

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーなコラム~雷神編~

 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーにて登場した、ソーに関するあるアイテムについて書いた記事です。それは、絶望に身を投じるようなサノスとの戦いで生じた、新たなる希望。
 話の内容に突っ込んでいるので、ネタバレ注意。まだ観てない人は、ネタバレへの覚悟を決めるか、劇場に行ってから読んだほうがいいよ!

 

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