~仙台編~ボーナストラック

 なんだかんだで、随分とまたネタが発酵した気がするがねい。というわけで、仙台編ラストラン。といっても、ネタの追加ではなく、二日間の行程の纏めです。

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~仙台編~最終回

 二日目 仙台駅周辺 昼ごろ

代「なあ、もう諦めようぜ……」
管「いいや、寄らないと帰れん!」
代「帰りにアキバか池袋寄っていいから。それにしても、見つからんなあ、メロンもとらも……」
 仙台駅周辺にはオタ系のショップが諸々あるけど、本気で見つからんぞ!  普通の紳士服店や普通の旅行会社の上にあるせいで、うっかりすると簡単に見逃してしまう。マジで総計30分くらい迷った。名古屋はどの店もビルごと借りていたり、一階にあったりで分かり易かったんだが。決して仙台の店の規模が小さいワケじゃないんだけど、この目立たなさはスゴい。

代「おっ。淫ノ幻想記があるぞ。ヴィランズ・ランブルはないけど」
管「お前今、久々に娘と再開したお父さんみたいな顔してたぞ」
 いやねえ、嬉しいよ、やっぱ。自分で作った物が、知らない街にも有るっていうのは。

 次回、ボーナストラック(エー!?

~仙台編~その7

 二日目 朝~昼 仙台駅アーケード街
代「ううむ、実に素晴らしい。今日は小雨なのに、傘を必要としないくらいに、広大でキチンとしたアーケード街。地方都市随一じゃないのか、コレ」
管「そうかもな。アーケード街って範疇だと、相当なモンだぞ」
代「しかし、なんでだろうな。環境的には大○と変わらんと思うのだが。あっちのアーケード構想は、着工以前の段階で上手くいっていないみたいだし、何より仙台の方が全体的に整然としている。あっちはなんかゴチャゴチャ。同じ新幹線ターミナル駅所持の地方都市なのに、この差はいったい?」
管「都市が発展しているから新幹線を引いた仙台、新幹線の駅が出来たから発展した○宮。順序の違いじゃないか」
代「ああ……、なるほど」

 たまに管理者は良いことを言う。たまに。
 グダグダ続いた仙台編、次回最終回。

~仙台編~その6

前回のあらすじ
 地図を印刷してきたのに、ホテル探すのに30分かかった。

 一日目、夜、仙台繁華街。
代「管理者が美味い店を親から聞いてきて、前日に調べた結果、二店舗あることが判明。さらに調べた結果、喧嘩とまでは行かないものの、二店が微妙な関係にあることが判明し、結局どっちが美味いのか分からないまま。時間は深夜にまで延びて、俺はほとんど眠れないまま朝に。お前はグースカと絶好調。まあそんなことは忘れて、食べるとしよう。せっかくの牛タン屋だ」
管「いやその、適当な事いってスマン……」
代「結局、お前の親もあやふやで聞いて見てもわかんなかった時は、まとめてぶっ殺そうかと思った。まあ確率的に50%だし、一応どっちも美味い筈、こっちの店に入ってみよう」
管「……スイマセン」

~実食~

代「うむ。美味かったな」
管「こっちの牛タンはペラペラで薄い関東と違って、極厚なんだな。見た目普通の焼肉みたいだ」
代「そうだな……」
管「……」
代「確かに牛タンも美味かったけど、ウナギの方が美味かったんだ……」
管「ううむ……」

 いやね、メニューに何故かウナ丼って書いてあって、しかも安めだったんで頼んで見たら、ちゃんと厨房で一からさばいていて、食ってみたらフワッとやわらかい甘めの味で美味いの。生涯で屈指の美味いウナギ。牛タンがかすむ位に。

結論:牛タン屋のウナギは美味い。
 人にコレを言うと、まず信じられない顔をされるのは何故だろう。

~仙台編~その4

 一日目、昼から夕方、仙台市内。
代「なんだかんだで、腹も膨れたことだし、観光に行くか」
管「しかしどうやって回るか。徒歩じゃ無理だし、タクシーは高くつく。バスとか出てるのかな」
代「そんな貴方に、るーぷる仙台。仙台市内を観光地を経由してぐるりと回ってくれる。一日券を600円で買ってしまえば、その日は載り放題という安価さ。オススメ」
管「おお! 前もって調べておいてくれたのか!」
代「いいや。さっきそこで看板見て知った」
管「……お互い、もっと計画性を持って旅に出るべきだな」

 正直、旅行二日前に何処に行くか決めてただけでも、俺らにしては計画的だったと思う。